Phantom 4 RTK 地形認識モード追加!

先日のPhantom4RTK 最新ファームで地形追従のモードが追加されていましたね。

精度がいいのは判ったのですが、地形変化がある部分には使えずどうにかならんかなあと悩んでいました。
やっと地形追従モードが追加され嬉しいけど本当にちゃんと動くのか不安が…。

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試そうと思いつつ忙しく、本日やっと山間部の撮影があったので試してみました。

地理院の5mメッシュを読み込ませ、対地高度低いと怖いのでとりあえず100mでGO!

ちゃんと地形に沿って飛んでいましたが、KMLファイルと同時に読み込みが出来なかったりと不満も色々ありますが、とりあえずはOK!

今は誰でも使えるように全自動ですけど、細かく設定できるマニュアルモードの追加も欲しいですよね。

今後は色んな現場で試してみたいです!

LiDAR UAV(レーザードローン)の実力は?

先日、土砂が崩落した災害現場をレーザー搭載のドローンでデータ取得を行いました。

いつものように基線解析、点群作成、フィルタリングを行いDEMデータを作成しました。ここでは何も気づかなかったのですが、GISソフト上でDEMデータの表示方法を色々と変えて行く中で見えてきたものがあります。

blog2オルソ写真ではわかりませんが

blog1立体地図風に表示させると、現地作業でも発見できなかった危ない箇所が見えてきました。

blog3この赤い線の部分は滑り始めていますね…。

断面で見てもよくわからなかったのですが。

当初のフィルタリング方法では発見できませんでした。パラメータを変えて行く中で見えてきました。テラソリッド(点群編集等のソフトウエア)の奥の深さはかなりのものです…。

当社のレーザーユニットはお安い(高いけど…)VLP16&APX15の組み合わせですが、植生状況や時期、データーのフィルタリングの方法によってはこのような発見も可能になるようです。高価なレーザーユニットだとどんなデータが取得できるんでしょうね。

GISでの表示方法も色々組み合わせをするのは発見も多く面白いです。

レーザードローンもGISも使い方次第では中々やってくれますよ~