XT(赤外線カメラ)を用いた害獣駆除

XT(赤外線カメラ)を使って夜間の害獣調査等は数回行った事がありましたが、今回は昼間のイノシシ猟に同行という事で色々と敷居が高かったのですが行ってきました。

昼間の捜索という事で、朝の気温が低かったため思ったよりもXTでも見やすかったのですが、昼前ぐらいからは木など周囲の温度が上がり難しい状態でした。
使用しているXTは焦点距離が19mmなので画角が狭く、広範囲の捜索には9mmの方がいいと思われます。

また、動画にもありますが温度の高い所があるため見づらく、FFC キャリブレーションが思ったところで入ってくれなくて困りました。
※後で調べると手動でも可能でした

やはり赤外線と可視光の切り替えが出来るXT2がいいんでしょうね!赤外線画像だけでは場所の特定が難しく、発見箇所の直上に行きマップでの確認しか出来ないのは痛いです。

 

何箇所か候補地を廻り、最後の箇所で最後のバッテリー残り50%ぐらいで3匹の小動物を発見。
早速、猟友会の方にお願いし、発見箇所に猟犬を入れて追い込みます。
発見箇所周辺には獣道が何箇所かあり、猟師さんが待ち伏せしていたところに3匹が現れズドン…。

 

初めてイノシシ猟の現場に行きましたが、猟犬の吠える声や銃声ですごい緊張感でした。

猟友会の方にも赤外線カメラの有効性をわかって頂く事が出来てよかったです。
必ずなにかがいるという確信があれば、猟に向かう気持ちが全く違うとおっしゃられていました。